肘の痛みが治らない!肘の腱鞘炎による不安を解消する方法

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肘の痛み、腱鞘炎についてご質問をいただきました。

腱鞘炎、野球肘、テニス肘、ゴルフ肘、スマホ肘、マウス肘など肘の痛みで悩んでいる人も多いと思います。

肘の痛みや腱鞘炎で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

メッセージ本文

吹奏楽部でパーカッションをやっている高校二年生です。

部活で速いテンポで叩いた時などに右腕は手首から肘、左手は手首から肘より下ら辺が痛くなります。

中学の時に腱鞘炎になったので、また腱鞘炎かなと思ったんですけど、最近は何も動かしていない時でも泣きそうなくらい痛くなる時があります。

これはやはり腱鞘炎ですか?

前までできていたテンポが最近手首が動かなくてできなくなりました。

インターネットで検索してみたら指のことは多く書いてあったんですけど、肘とかは良くわからなかったので質問させていただきました。

ご質問ありがとうございます。

肘や手首の痛みはもちろんですが、痛くて思うように練習ができないことも辛いと思います。

腱鞘炎は安静にしないと治らないと言われて部活を休んでいるかもしれません。

湿布やサポーター、安静などで一時的に緩和しても演奏するたびに不安はつきまといます。

なぜ痛くなるか、痛くならないためにはどうすればいいかを知ることが大切です。

腱と腱鞘

まずは、腱鞘炎について説明します。

筋肉の両端は骨(関節)に付着して(くっついて)います。

この両端の部分を腱と言います。

筋肉の力をしっかりと骨(関節)に伝えるために腱は筋肉よりも硬く(伸び縮みしづらく)できています。

言い換えれば、筋肉の両端の硬い部分が腱です。

筋肉の始点と終点と言ってもいいかもしれません。

この腱の通り道をトンネルのように覆ってガイドの役目をしているいるのが腱鞘です。

腱に炎症が起きていれば腱炎、腱鞘に炎症が起きていれば腱鞘炎と診断されます。

炎症とは、熱感(熱くなる)、発赤(赤くなる)、疼痛(痛み、かゆみ)、腫脹(腫れる)などの症状のことです。

腱鞘炎は手首(ドケルバン病)や指(バネ指)が有名ですが、肘でも足でも腱鞘のあるところならどこでも腱鞘炎と診断される可能性があります。

腱鞘炎はオーバーユース症候群(使い過ぎ症候群)と言われ、長時間同じ動作を繰り返すことが原因とされています。

長時間同じ動作を繰り返すことにより、腱と腱鞘が擦れて炎症が起きるということです。

本当でしょうか?

肘・手首の痛みと筋肉の緊張

病名、診断名というのは症状や画像検査の見た目によるカテゴリー(分類)であり、原因がわかっているいるものはほとんどありません。

腱鞘炎の原因が長時間同じ動作を繰り返すことによる筋肉疲労だとしたら、楽器奏者は全員腱鞘炎になってもおかしくありません。

痛くなる人と痛くならない人、痛くなる時と痛くならない時があるのはなぜでしょう。

私は「痛み」は筋肉(腱、靭帯も含む)の緊張であり、筋肉の緊張は心の緊張であると考えます。

心が緊張すれば体も緊張します。

緊張して硬くなった体、動かない体を無理に動かそうとしたり力を入れた時に「痛み」を発するのです。

ここからは想像ですが…

痛くなる前、痛くなった時の状況や環境を思い出してください。

例えば、大会などのイベントがありませんでしたか。

ミスしてはいけない、上手く演奏しなければならない。という状態が続きませんでしたか。

上手く演奏しなければならないという思いが体を硬くさせて逆にうまく演奏できない。

うまく演奏できないから余計に硬くなり、痛みとなって現れるということもあります。

また、勉強や受験、日常生活での不安なども体を緊張させる原因になります。

もう一つは、腱鞘炎に対する不安です。

周りに腱鞘炎になった人などがいると、自分も腱鞘炎になるんじゃないか、なったらどうしようと無意識に感じてしまいます。

また、腱鞘炎になったら安静にしなければいけない、手首や肘に負担をかけてはいけないという情報が無意識に働いて、(負担をかけたら痛くなるから)前までできていたテンポができないということになっているかもしれません。

動かしていない時でも痛くなるというのも「痛み」に対する不安やイライラ、焦りや悲しみで緊張状態が続いているからかもしれません。

肘・手首の痛みを治す方法

体は毎秒、毎分、良くなろうとしています。

体と心の緊張が回復を邪魔しているだけですから、無意識に力が入っている筋肉の緊張を解けば痛みは消えます。

痛みを消す方法をいくつかご紹介します。

まずは、痛みのあるところに軽く手を当て、手のひらの感触や暖かさを感じながらゆっくり呼吸をします。

この時、全身の力を抜くイメージで力を抜きます。

特に肩やお腹の力を抜いてください。

これを数回繰り返すだけでも変化があります。

また、胸元や肩の付け根に手を当てて、肩の力を抜き、腕をダランと下げてブラブラさせても筋肉は緩みます。

肘だけに注目しないで、肩、手首も脱力してください。

力を抜く感覚がわかりづらい場合は、一度、手首、肘、肩に(痛くない程度に2,3秒)ギュッと力を入れ、スッと力を抜いてみてください。(力を抜く練習です。)

スッと力を抜いたあとは腕をダランとして脱力感を味わって下さい。

血液がじわじわと流れる感じがわかると思います。

この時、痛みを治したい、痛みを治そう、と思わずに、どうしたら力が抜けるかだけを考えて下さい。

好きなことや楽しいことを考えながら、ゆっくり呼吸をして心と体が落ち着けば、痛みは消えます。

最後に

痛みは辛いかもしれませんが、逆に言えば、一所懸命な証拠、真剣に頑張っている証拠です。

私は、今回の手首や肘の痛みは次のステージに進むためのステップだと思います。

パーカッションのことは詳しくありませんが、スポーツでも音楽でも、心と体が緊張していては最高のパフォーマンスを発揮することはできません。

余計な力みがあっては音が響かないし、響かないから余計に力みがでるのではないでしょうか。

スポーツ選手で有名なルーチンというものがありますが、ルーチンというのは心を整えるためのものです。

心を整えると体も整って変な力みがなくなるのです。

自分オリジナルのルーチンを作ってもいいかもしれません。

上手くいくと感じる、ホッとする、心が落ち着くなど、安心感や幸福感を感じることをルーチンにして演奏してみて下さい。

「痛み」は痛くなる理由がなくなれば自然に消えます。

痛くなる理由とは、不安やイライラ、焦りや悲しみなどの負の感情による心と体の緊張です。

心配しなくて大丈夫です。きっと良くなります。

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