「痛み」と家族

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前回「痛み」と環境を変える言葉という記事で、痛みと環境、人間関係について少し触れたのでありますが、ここでは、さらに深く、具体的に述べたいと思うのであります。

環境、人間関係というのは人それぞれ違うのでありますが、我々の最も身近な環境、人間関係というものは家庭、家族であります。

最も身近ということは、最も影響を受けるということであります。

男性であれば、玄関のドアを開けた瞬間にピンと張りつめた空気を感じとったり、妻の「おかえりなさい」という言葉のトーンや表情に敏感に反応した経験が幾度かあるかもしれない。

「おかえりなさい」という言葉があればまだいいが、無言の時などは、未開の地へ足を踏み入れる覚悟で靴を脱ぐのであります。

毎日この緊迫した状態が続けば、どんなに食事制限をしても、血圧や血糖値などはすぐに異常値を示すのであります。

また、親子関係も同じであります。

毎朝仏壇を拝んでご先祖様に感謝している人や、毎年お墓まいりを欠かさない人が、なぜか直近のご先祖様である父母には悪口を言ったり反抗したりしているのであります。

親子、夫婦、兄弟、姉妹は、お互いに距離が近いだけに、愛するがゆえに、感情の根が深く、体に受ける傷も深いのであります。

わたしは「痛み」はどこから来てどこに去るのかという記事や他の記事でも一貫して「不安や恐怖・怒り・悲しみなどの感情が痛みを創り、感謝、幸福感が痛みを治すのです。」と述べてきたのであります。

また、「幸福感を高める感謝、笑い、明るい心、平和な心、愛のあるコトバというものが「いのちの力・自然治癒力」を十分に発揮させる燃料となるのです。」とも言っているのであります。

痛みや病気というのは感情、心の現れであります。

感情というものは、感応、同調するものでありますから、同じ家庭内では、一人でもイライラしている人がいると周りもイライラが感染るのであります。

故に、同一家族内で同じ症状が現れるのはあたりまえということになるのであります。

腰痛や肩こり、頭痛やその他の病気などは遺伝子による遺伝ではなく、感情、環境による遺伝であります。

特に、幼児やペットは感受性がつよく、大人の影響を受けやすいのでありますから十分に気をつけてほしいのであります。

親との和解

先日、ある方とお話していたのでありますが、その方は父親と仲が良くなったらアトピーが治ったそうであります。

いろいろなことを試しても治らなかったアトピーが、父親と和解したら治ったというのは単なる偶然でありましょうか。

ここに一つの例をご紹介します。

何十年も股関節痛で苦しんできた女性の方の体験談であります。

股関節痛の原因と言われているものに、臼蓋形成不全というものがあります。

医師に言わせれば、先天的に股関節のかぶり(骨と骨の噛み合わせ)が浅いために痛くなるというものであります。

彼女は、幼少の頃に臼蓋形成不全と診断され、股関節が脱臼しやすい体であるから運動も禁止され、友達と外で遊ぶことも禁じられたのであります。

故に、彼女は幼少の頃からこのような体で産んだ親を恨み続けてきたのであります。

その後、彼女は何十年もかけてあらゆる物質療法を試したのでありますが股関節の痛みは一進一退で、善くなったと思えば悪化し、時に歩けなくなることもあったのであります。

そんな時、彼女はフト気づいたのであります。

「先天的な骨の形が痛みの原因であるならば、骨の形は変わらないのだから、ずっと痛いはずである。」

「善くなったり悪くなったりするのはおかしい。何か他に原因があるはずである。」

痛みは感情、心の現れであると気づいたのであります。(本当はずっと気づいていたが認めたくない自分が蓋をしていたのだそうであります。)

そして、何十年も、すべてを親のせいにしてきた自分、そんな自分をずっと見守ってくれていた親の愛情、そんな親の愛情にずっと気づいていながら素直になれなかった自分に向き合ったのであります。

その瞬間、親に対して申し訳なかったという気持ちと、感謝の気持ちが一気に溢れ出てきたのであります。

ハワイには「ありがとう」「ごめんなさい」「ゆるして下さい」「愛しています」という言葉を繰り返すことで記憶を浄化し、家族関係を円満にするホ・オポノポノ(Hoʻoponopono)という方法があるそうでありますが、とにかく彼女はそのような状態になったわけであります。

彼女は親と和解することで、心の平和を取り戻し、半年後には、何十年も苦しんできた体の痛みとも決別することができたのであります。

何年も積み重ねてきた感情を変えることは、なかなか難しいことではありますが、彼女の場合は努力して感情を変えたのではなく、感情をそっくり入れ換えたのであります。

我慢して和解しようとしても苦しいだけであります。

我慢とは「私が我慢してやろう」という上から目線の心であります。

逆に「ごめんなさい」「ゆるして下さい」とは自ら一段下がって相手を下から見上げる謙虚な心であります。

謙虚な心とは、自分を卑下するちっぽけな心ではなく、自分を高める寛大な心であります。

会社でも、偉い人ほど謙虚な姿勢で相手を敬称で呼び、偉くない人ほど横柄な態度で相手を呼び捨てるものです。

謙虚な心で「ありがとう」「愛しています」と言える人は本当に幸せであります。

故に、ホ・オポノポノは痛みをクリーニング(浄化)するのでありましょう。

夫婦の和解

夫源病、妻源病という言葉があるが、これほど相手の人格を蔑んだ言葉があるだろうか。

私は、夫源病、妻源病などという野卑な言葉を消滅させたいのであります。

夫婦も環境も己の心の鏡であります。

夫をウィルスや病原菌のように見ている妻を、夫もまた同じように妻のことをウィルスや病原菌のように見ているのであります。

そのような見方をすれば、病原菌の夫と病原菌の妻の間に産まれた子もまた病原菌の子ということになるのであります。

病原菌の夫も病原菌の妻も、況してや病原菌の子などというものは存在しないのであります。

存在しないものが存在しているかのごとく見えるのは、その人の心の中に病原菌が住み着いているからである。

私は夫源病の名付け親が医師であることを知り、心から残念に思うのである。

このような言葉を使っている限り、症状が悪化することはあっても善くなることはないのであります。

病人を増やすことはあっても減らすことはできないのである。

老化、遺伝、ストレス…次は夫や妻に原因不明の原因を背負わせるつもりであろうか。

夫や妻の次は、親や子、介護や子育てに原因不明の原因を背負わせるつもりであろうか。

なんと寂しい人生でありましょう。

なんと消極的な人生観でありましょう。

まさに、光を見れば光となり、闇を見れば闇となるであります。

 

ここに原因不明の痛みを克服せんと光に向かって敢然と起ち上がった二人の女性のメッセージをご紹介します。

同じような症状と環境の二人が、偶然にも同じ時期に起ち上がったのであります。

これは、夫源病、妻源病などと言って得意顔になっている人に対する強烈なアンチテーゼであります。

私がとやかく言うよりも、彼女たちのメッセージを心で感じていただきたいのであります。

Aさん 40代 女性

初回のメッセージ

ここ数日、感情からでる痛み…という検索をしていたところ、そちらのホームページに辿り着くことができました。

膝痛が治らなくてアチコチの病院や治療院をさまよい4年が過ぎてしまいました。

主に右膝の内側に鋭い痛みがあり、痛みがでると15分くらい激痛がおさまりません。

現在今年の12月で4歳になる娘がいるのですが、仕度や送迎などの困難からまだ保育園や幼稚園に行かせることができません。

妊娠初期に隣で寝ていた夫の脚がわたしの膝にのっていて夜中2時ころに痛くて目を覚ましました。

その後、なぜか両足にピリピリ痺れがくるようになり、1週間後には右膝に激痛がくるようになりました。

色々病院などさがしているうちに痛みは全身にひろがりました。

出産ぎりぎりまで、なんとか原因をしり治療できるところをさがしましたが、最終的に繊維筋痛症と診断され、帝王切開で出産しました。

車イスで暫く過ごしていましたが、トリガーポイント注射や近場の良さそうな整体など受けていくうちに立てるまでにはなりました。

今は今年2月から地元にある治療院に行ったところ、はじめて、これは怪我ですと言われ治療しているのですが、脚の捻れや膝の皿のズレは治りましたと言われ、でも痛みは変わらないし、やはり以前から気になっていた、感情からでる痛みは変わらずあり、それを説明してもあまり理解してもらえていません。

強い痛みの恐怖が抜けず、就寝中はほぼ毎日、夢や寝返り、咳き込んだとき、目が覚めた瞬間に激痛があります。

今現在通っている治療は◯◯という治療だそうで、今まででは一番効果はあり、足やからだが楽とか晴れていて気分が良いときはスラスラあるけるときもあります。

でも、急に恐怖感が押し寄せた瞬間からいたくなります。

風が吹いたら怖い、家のチャイム、ペットの無駄吠え、サイレン、人の視線、電話の音、自分にとって嫌だなと思うひとに会ったり、話すときなど…怖いと思った瞬間から右膝に激痛がきます。

忘れようにも忘れることはできないし、上手く切り替えて行動するのも困難です。

今日、痛みの回復センター東京のホームページを見て、やっと自分が感じていたことが全て書かれてあって、嬉しくて涙がとまりませんでした。

わたしはこの強い痛みから脱出できますか?
こんな質問をしてすみません。

ここまでくると前向きにやってきたつもりでもなかなか痛みがとれないので、この強い痛みが取れるかが心配で恐くて仕方ありません。

一日でもはやく痛みの恐怖感から抜け出して、仕事ややりたかったことを思いっきりしたいです。

なにより、娘を長く抱っこしてあげれていないし、手を繋いで長く歩いたり追いかけごっこなどしてあげれてないので、娘と十分に触れ合うことができるまでになりたいです。

長くなりましたがどうぞ宜しくお願い致します。

夜分遅いのですが、送信致しますm(_ _)m

 

2回目のメッセージ

おはようございます。昨日はお忙しいなかお返事をくださり、ありがとうございました。

先生のおっしゃる通り、夫に脚をふまれてなければ…とか、なんでこんなことに…とか、ずーっと思っていました。
特に痛みがくるとイライラが増し、イライラを夫にぶつけていました。

痛みがおさまると、このひとは故意にやったわけじゃない、いつもわたしのために色々してくれている…とおもえたりするのですが、そう思えないときの方が多かったです。

実際にこのままの夫婦の関係はよくないよねとよく話し合っていましたが、なかなか切り替えることができませんでした。

まずは、娘や夫に感謝して一日一日を過ごしてみます。

すごく元気になりました。

気持ちがかるいと体もかるいです。

また、不安なときなどあったときは宜しくお願い致します。

 

翌日に2回目のメッセージを頂いたので、まだ彼女の環境は何一つ変わってはいないのでありますが、1回目と2回目のメッセージの印象は別人のようであります。

私はこのメッセージをいただき、逆に元気を分けて頂いたのであります。ありがとうございます。

 

Bさん 30代 女性

おはようございます!

ブログ読みました!なんか涙が出ました。

そして本当に分かりやすく今迄のブログで一番腑に落ちる感覚です!

ブログを読みながら気づいた感情が、今すぐ簡単にもし治ったら主人にこんだけ子育てが大変と伝わらないと思ってる自分がいました。

色々相談や、協力をしてくれているのに不満を抱えていた自分。

それでまた気づいたのが多分、どんなに完璧にやってくれて優しくてもきっと不満を言ってるだろうと。

こんなにやってくれていたのに、私の心のメガネが曇っていました。

気づかせていただきありがとうございました!

自分の症状ばかりに目をむけず、他人の幸せを心から願い、行動していくことに視野を広げていきます!

どうせ一度きりの人生なら曇りなく透き通ったメガネで人生を楽しみたいです、

この事が無ければ気づけなかったし、もっと悪い習慣のまま40代50代を迎えていたらと思うと守ってくれた症状に本当に感謝です。

転んでまた起き上がっての繰り返しで少しずつ自分の幸福の軌道を広げていきたいと思います。
ブログ本当に本当にありがとうございます✨✨✨

 

このメッセージは手術後に悪化した腰痛〜カウンセリングを通じて伝えたいこと〜という記事に頂いたメッセージであります。

また、彼女はこのようにも言っているのであります。

痛みが治ることにもがいてましたが、痛みがあってもどんな状況でも幸福を感じられる自分でいたら自然と(症状が)消える感覚がします(╹◡╹)

いつか治りましたと周りを励ませる人になります!ありがとうございます。

 

彼女とは何度かお会いしたことがありますが、とても素直でとても芯の強い素晴らしい女性であります。ありがとうございます。

皆さんは、夫源病、妻源病という生き方を選びますか、それとも彼女たちのような生き方を選びますか。

子供達はお互いを病原菌扱いしているパパとママを見たいのでしょうか、それとも、お互いを尊重している笑顔のパパとママを見たいのでしょうか。

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