体の「痛み」を慢性化させる性格

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アメリカの医師のFriedmanは狭心症や心筋梗塞といった「虚血性心疾患」にかかりやすい性格「タイプA」というものを提唱しました。

「タイプA」の性格とは、競争心、敵対心が強い、短気、攻撃的といった傾向がある人です。

この「タイプA」の人は、マイペース、穏やか、非攻撃的な人(タイプB)に比べて狭心症や心筋梗塞のリスクが約2倍も高いというものです。

また、別の研究では

怒らない、我慢強い、周囲に気を使う「タイプC」の人はガンにかかりやすい。

などが報告されています。

真偽は今後の研究で明らかになるでありましょうが、心、性格、思考が「痛み」や病に作用しているのは確かであります。

体の「痛み」を慢性化させる性格

「虚血性心疾患」にかかりやすい性格、ガンになりやすい性格というのがあるとすれば、「痛み」を引き寄せやすい性格、「痛み」を慢性化させやすい性格というものがあっても不思議ではないのであります。

ここでいう「性格」とは感情の傾向、思考の傾向であります。

その時の感情の傾向、つまり、感情の偏り、感情の状態という側面から「痛み」というものを見るということであります。

人は環境や時期によりタイプAの時もあればタイプBの時もあるのですから、今、自分がどのタイプに偏っているか、どの感情に偏っているかに気付き、自覚すれば「痛み」が暴走することはないのであります。

 

「痛み」はどこから来てどこに去るのかという記事でお伝えしたように、「痛み」とは不安や恐怖、怒り、悲しみなどの感情の現れであります。

「痛み」を引き寄せやすい性格、「痛み」を慢性化させやすい性格には2つのタイプがあります。

感情を外(他人)に向けて発信するタイプと、内(自分)に向けて発信するタイプであります。

この感情を外に向けて発信するのが前述のタイプAの性格であり、内に向けて発信するのがタイプCの性格であります。

「痛み」を発信する性格

「痛み」を発信するタイプとは、怒りや不満、イライラといった感情を言葉や表情、態度で表現しがちな人(しがちな時)です。

心が怒りや焦り、不安や恐怖心に偏った状態ともいえます。

言葉やボディランゲージ(非言語行動)は自他の心に大きく作用します。

怒りや焦り、不安や恐怖心などの感情を外に発信すれば発信した本人だけでなく周りの人も影響を受けるのであります。

特に影響を受けやすいのは子供であります。

親のイライラや怒り、悲しみの感情は子供に感染し「痛み」や病気を発症するのであります。

職場の責任者やリーダー、家族の長がこのタイプである場合も同じであります。

怒鳴ったり、イライラした感情を外に向けて表現するのは自分だけでなく、周りの人にも悪影響を与えるのであります。

影響力のある人ほど、自分のためだけではなく、周りの人のためにも十分気をつけなければいけないのであります。

「痛み」を受信する性格

一方、怒らない、我慢強い、周囲に気を使うという人は感情を内に向けて発信しがちな人(しがちな時)であります。

自分の感情を抑制するタイプであり、周りの感情を受信しやすいタイプといえます。

いわゆる「いい人」がこのタイプです。

本来、善い人も悪い人もないのでありますが、この場合のいい人というのは「優しい人」という意味であります。

周囲に気を使う人、優しい人というのは人の苦しみ、悲しみがわかる感受性の強い人です。

「かわいそう。」

「つらそう。」

「痛そう。」

という同情心が人一倍強い人であります。

「同調」という言葉がありますが、感情は善くも悪くも同調します。

心の優しい人ほど、他人の怒り、不安、悲しみ、つまり「痛み」にも同調しやすいのであります。

 

また、周囲の人にはとても優しく親切な人ほど、自分には厳しいという側面があります。

他人には勇気を与えたり、励ましたり、褒めたりするのだけれども、自分自身のことは卑下したり、過小評価したり、自分自身を信頼してない人が多いのであります。

最新の研究調査で明らかになったように、自他への感謝の心、幸福感が脳内ホルモンの分泌を促進し「痛み」を癒すのでありますから、自分への感謝、自分への親切心というものも忘れてはいけないのであります。

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