毎月第2金曜日(21:00〜22:30)にzoomにてオンライン定例会を開催しております。
・第1部 講義(60分)
・第2部 ディスカッション及び情報のシェア(30分)
会員の方は毎月のオンライン定例会に参加することができます。
当日ご参加できない場合も会員限定の動画にて第1部の講義を視聴することができます。
(第2部及び延長部分は秘匿性の高い内容が含まれる為、アップロードは致しません。ご理解のほどよろしく御願い致します。)
2023年 年間スケジュール
第12回 5月12日(金)21:00-22:30
第13回 6月9日(金)21:00-22:30
第14回 7月14日(金)21:00-22:30
第15回 8月11日(金)21:00-22:30
第16回 9月8日(金)21:00-22:30
第17回 10月13日(金)21:00-22:30
第18回 11月10日(金)21:00-22:30
第19回 12月8日(金)21:00-22:30
第12回 5月12日(金)21:00-22:30
本日のプログラム内容【本年度のまとめ】
12回目の節目に当たり、参加者の皆さんに次のような内容でコメントをしていただきました。
・入会した目的・動機
・1年でどんな変化がありましたか?
・どんなことが印象に残っていますか?
・どんな学び、気づきがありましたか?
S.Kさん
ファシリテーションのスキルを上げたいと思い司会進行役を担当。Zoomの難しさを感じた。タイムラグがあるので割り込むタイミングや、タイムキーピングが難しい。自分では明らかな変化は分からないが、いつかそれに気づけるときが来ると思う。セラピストとして施術をしている中で、ここで学んだことが生きていると思う。
H.Oさん
痛みのミカタで学んだことを更に深めたいと思った。
早坂先生が痛みのミカタの最後に「痛みはない」という言葉を残して終わったので、その続きを是非聞きたいと思った。
病院で診断された病名に対して、自分の判断に自信が持てるようになった。自分の認知が変わったことで、患者さんにも良い変化がおきるようになった。過去の凝り固まっていた考え方から脱却することができた。
S.Tさん
この仕事をしている限り「痛み」にずっと向き合っていかなければならない。日々治療をしているとマンネリ化してくるので、定例会があることで考え直すきっかけになったり良い刺激を受けたりしているので、一年間休まず続けることができた。以前に比べると自信を持って「良くなりますよ」と言えるようになった。患者さんに安心と希望を持ってもらえれば、自ずと結果も違ってくる。治療の軸が持てたことが大きい。
H.Sさん
実際に治療に当たっている先生方の話を聴いて学びたいと思った。早坂先生の講義に加え、他の先生方のフリートークから、患者さんへの伝え方や接し方を学んだ。インプットしたことを自分なりにかみ砕いてアウトプットすることを目標にしている。定例会が日々の仕事に対するモチベーションになり、自分を整えるための場にもなっている。
Y.Mさん
この分野で「変態」になりたいと思った。変な意味ではなく、例えば大谷選手のように、人より抜きん出た存在になりたい。早坂先生の講義を聴いて「変態だな」と思ったのが最初のきっかけ。天狗になったときほど、鼻をへし折るような患者さんが来る。凝り固まった考え方を見直すきっかけになる。ただ同じことを繰り返している気もするので、人はそんなに簡単には変わらないとも思う。ただ、そこで「気づける」ということが大事だと思う。
H.Kさん
普段雑談で話していることを、早坂先生が言語化しているところが素晴らしいと思う。自分は直感で話すタイプで、資料にしたり言語化するのが苦手なので、早坂先生の講義は良くまとまっていると思う。「痛みを追う」と「痛みを追わない」という相反する二つの間で葛藤があり、どうバランスを取っていくかが自分にとってのテーマになっている。仕事としては「痛み」という症状だけを取っている方が楽という面もあるが、痛みの本質に迫るのが本来あるべき姿だと思う。
S.Tさん
忙しくなると自分が優先になり、患者さんを置き去りにしてしまうことがあるので、自分をリセットする場になっている。仕事に追われて患者さんに寄り添えない時期があったが、定例会に参加することで思うようにいかないときもイライラすることが減った。感情が安定し、施術に対するストレスが減り、患者さんと話すときの声のトーンも変わり、患者さんと余裕を持って会話することができるようになった。
早坂先生
変化はなかなか見えないが、一年間定例会を続けて学んできたという事実自体がすばらしい。コミュニティーの運営ははじめてなので、試行錯誤の連続だったが、ここは皆さんのテストの場として捉えて欲しい。失敗したとしても笑う人はいないので、自由に挑戦してやって欲しい。皆さんは患者さんの悩みを聞く立場で、自分の悩みを話す場がなくて孤独を感じることがあると思うので、その受け皿の役割を担いたいと思う。
皆様のご協力のおかげで一年を無事に終えることができました。本当に有り難うございました。
来期は月一回の定例会に加え、ゼミの開催、オフ会などの交流会も企画しています。JCPPSはこれからも更に進化を続けますので、是非ご参加をお願いいたします。詳しくはHPの入会案内をご覧いただきたいと思います。それではまた来月お会いしましょう。
第11回 4月14日(金)21:00-22:30
第11回JCPPS定例会まとめ
1.臨床思考 痛み編
臨床思考とは、現場(臨床)で役立つ考え方のことである。
臨床では一般的なセオリーが通じないことが多く、個別の対応が必要になる。イレギュラーなケースにもその場で対応ができるようになるための考え方である。
JCPPSは施術のニュースタンダードを作ることを目的の一つにしているが、それ以前に倫理的なボーダーラインを作る必要があるという思いに至った。
・体を壊さない施術
・心を壊さない対応
・患者さんに不快な思いをさせない対応
これらは当然だと思うかも知れないが、現実にはそうではない。
知識と経験と技術があっても、施術に生きていないケースが多い。
なぜかというと、施術とは何かを理解していないからである。
施術とは、◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯の全てを含んでいることを忘れてはならない。手技の部分だけを切り取っても意味が無い。身体的なアプローチにばかりフォーカスしすぎると、人を◯◯してしまうことに繋がり、慢性痛を正しく捉えることができない。痛みは◯◯的なものである。
<感覚と知覚>
・感覚(求心系)
身体外環境(外受容感覚)と身体内環境(内受容感覚)が多感覚ニューロンによって結合され、感覚信号として出力されるが、この時注意やノイズによって感覚信号の信頼度が影響を受ける。
・知覚(脳内の心理的プロセス)
脳は推論するシステムであり、ボトムアップとトップダウンを行き来して学習・修正を繰り返し、仮説を立てて推論する。
この過程で生まれる予測誤差信号(=感覚信号-予測信号)を◯◯が捉えて予測信号を出す。予測信号を作る◯◯を変えれば痛みも変わる。これがPE(ペインエデュケーション)である。
施術は、身体外環境(侵害受容器)、身体内環境(内受容感覚)、知覚の3つにアプローチするものである。
第10回 3月10日(金)21:00-22:30
第10回JCPPS定例会まとめ
「臨床思考の評価編」というテーマで早坂先生が講義をする予定でしたが、急遽内容が変更になりました。JCPPSの目的の一つである、業界基準となる「慢性痛施術のニュースタンダードをつくる」に本格的に着手した経緯と、その背景にあるこの業界の問題についての話となりました。
JCPPSは、痛みの心の部分にフォーカスし、心の関与しない痛みはないという明確な立場に立っている。特に慢性痛については、感情・思考・意識が痛みに深く関係している。言葉で痛みが消えることも、タロットカードで痛みが消えることも我々は知っている。我々には当たり前のことでも、患者さんや他の施術者には伝わりづらい部分でもある。有効な方法があるのに広めないのは、慢性痛で苦しんでいる患者さんにとって不利益である。
慢性痛に対して、物理的アプローチだけでなく心理的アプローチも組み込み、慢性痛に対する標準アプローチにするという活動であることが大前提であることを踏まえた上で、物理的アプローチである手技も決してないがしろにはできない。
多くの施術院のHPには誇張やウソがはびこっている。ゴッドハンドと言われるような有名な施術者でさえ、施術の内容に問題が多すぎて、患者さんの利益に反している。
JCPPSの施術者は、矢印は自分ではなく、常に患者さんの方を向いている。当たり前のことを当たり前にやる。評価と検証をし、仮説を立てて修正する。検証とフィードバックを繰り返し、確率の高い手技から施していき、早期の回復を図る。
手技のジャンル(カイロプラクティック、鍼灸、整体、オステオパシーなど)は問わないので、「手技は何でも良い(=物理的アプローチ法は何でも良い)」が「手技はでたらめでも、適当でも良い」わけでは決してなく、下手な手技をごまかすためのPain Educationでもない。きちんとした手技があったうえでのPain Educationでなければならない。
物理的アプローチの部分だけを切り取っても意味が無い。施術者の態度やその場の雰囲気など、患者さんが来てから帰るまでの全ての時間と空間を包含して施術は成り立っている。その一連の流れの中で「これだけは押さえておきたい」ポイントを組み込んだ施術のスタンダードを作る。
もちろん全ての施術が上手くいくとは限らない。全ての痛みが取れるとも限らない。しかし、たとえ痛みが取れなくても、せめて患者さんの感情ぐらい良い方向に変えるのがプロというものである。良くもならず、不安なまま、お金だけ取られて嫌な思いをして帰る患者さんをなくしたい。施術はあくまでサービス業である。
そのための「ニュースタンダード」です。ご自身の施術の再確認やレベルアップに活用していただきたいと思います。
第9回 2月10日(金)21:00-22:30
第9回JCPPS定例会 まとめ
第一部
【対談】 早坂秀一 × 田中翔大
・ペインエデュケーションの大切さに気づいた経緯
・ペインエデュケーションが患者さんに与える影響
・心と身体の関係と症例の紹介
・感情が筋肉や神経に影響を与え、感情に影響を与えるの は認知(=思考)であり、思考に影響を与えるのは世界観 (価値観)である。従ってどういう価値観を持つと人は健康になるのか?
・施術は、施術者と患者さんと空間込みで成り立っている。
・我々は未開拓の分野に挑戦している。新しく創っていく楽しみがある。
・田中翔大のトランプ療法
・施術の大前提とは?
・言葉と手技の相乗効果
・本物の理性とは?
・科学偏重主義の弊害
・自己とは何か?生命とは何か?
第二部
【新コーナー】越野博文の業界ニュース
非公開につき、ご興味のある方は会員登録を申請してください。お待ちしております。
第8回 1月13日(金)21:00-22:30
第8回JCPPS定例会 まとめ
1.日本慢性痛施術者協会(JCPPS)の
協会理念と目的の確認
協会理念:慢性痛で苦しんでいる人々を救う
協会目的:慢性痛施術のニュースタンダードをつくる
同じ価値観の仲間が集う楽しいコミュニティーにしましょう。
2.臨床能力マトリックス
臨床能力の5つの要素
1.知識
2.情報収集能力
3.総合的判断力
4.技能
5.態度
これらの5つの要素には、それぞれ3段階のレベルがある。
JCPPS版 臨床能力の5つの要素
1.臨床知
2.洞察力
3.状況判断力
4.両極のスキル
5.世界観
臨床能力を見直して向上させるために、自分に必要なスキルは何かを確認する。
どこにウエイトを置くかを決めて、今年一年の目標にしましょう。
昨年、施術における緯糸と経糸の話をしましたが、経糸とは世界観のことで、施術において最も大切な軸です。
今年はこの経糸の話しを掘り下げていきたいと思います。
今年も宜しくお願いいたします。
2022年 年間スケジュール
第7回 12月9日(金)21:00-22:30
講義内容:施術における暗示の活用2 ~慢性症状が治らない理由~
JCPPS独自の「暗示」の解釈とは?
他者暗示にせよ自己暗示にせよ、受け手が受容しなければ成立しない。
したがって「暗示」は実質的には全て自己暗示であると言える。
1.一般暗示と特殊暗示
・一般暗示はシンプルだが全てを包括する。
Day by day, in every way, I’m getting better and better. (エミール・クーエ)
全てを無意識に任せる。なぜなら、我々の知識より無意識の方が体のことをよく知っているからである。
・特殊暗示は部分的であり、一般暗示を補足するものと考えるが、注意点もある。
2.暗示と無意識
・なぜ暗示が我々に影響を与えるのか?
・人体に対する無意識の働きは強力である。
- 意志とイメージ
・努力逆転の法則
想像力と意志が闘うとき、勝者は常に想像力である。
したがって意志の努力は逆効果になる。
4.暗示のサイクル
感情に植え付けられた暗示がイメージになり、それが意志となる。
意志は行動を生み、新たな感情が生まれ、暗示のサイクルとなる。
第6回 11月11日(金)21:00-22:30
講義内容:好転反応まとめ&施術における暗示の活用
⚫ 好転反応まとめ
1. ◯◯◯的刺激がなくても好転反応(治癒)は起こる
2. 症状は◯◯働きである
3. ◯◯働き(症状)は自律神経反応である
4. ◯◯とは副交感神経反応を起こすことである
5. 副交感神経反応を起こすには不安、緊張、興奮を取り除くこと
6. 好転反応(大)とは自律神経反応の急激な変化である
7. 好転反応の説明が必要な場合
8. 好転反応を説明することによる心理的変化
メリット、デメリットがあることを認識しておく
9. 施術に対する説明、問診で聞くこと、施術の評価の再考
10.施術とは◯◯から解放すること
⚫ 好転反応の心理的解釈
⚫ 施術における暗示の活用
・外部から受ける暗示と自己暗示の関係
・Pain Educationで負の暗示を取り除く
・一般暗示と特殊暗示の違い
第5回 10月14日(金)21:00-22:30
講義内容:好転反応の自律神経的解釈
・好転反応における課題
・好転反応をどう説明するのか?
・説明した方が良いのか、しない方が良いのか?
・好転反応、悪転反応を引き起こす要因は何か?
・好転反応を起こしやすい患者さんを見極める方法は?
・慢性痛と交感神経の関連
痛みの悪循環とは・・・
・好転反応の症状
好転反応とは◯◯◯◯◯反応であり、
悪転反応とは◯◯◯◯の亢進である。
好転反応も副交感神経反応も症状も、◯◯働きである。
従って痛みも◯◯働きであり、脳の誤作動や壊れたアラームではない。
好転反応は偏った自律神経機能を◯◯するためのカウンターリアクションである。
・薬物療法(消炎鎮痛剤)における副作用と好転反応
・対処療法と根本療法の違い
「痛みをとる」と「治る」は違う
「症状を治す」と「病を治す」は違う
根本療法とは、◯◯◯◯◯◯の◯◯であり、これが施術の本質である。
・施術の自律神経的解釈
施術とは◯◯◯◯の興奮を抑制し、◯◯◯◯◯◯◯を惹起することである。
・施術の指標として、◯◯◯◯(◯)を使う。
・潜在的副交感神経反応とは?
本日のまとめ:
◯◯◯刺激である手技はもちろん、立ち居振舞や言葉の使い方などの◯◯◯刺激を含めた施術が、患者さんの◯◯◯◯にどのような影響を与えているのかを考え、施術を見直すことが大切である。
第4回 9月9日(金)21:00-22:30
講義内容:好転反応と悪転反応
1. 好転反応について
・好転反応の症状
・そもそも好転反応はあるのか?
・好転反応と副作用
・好転反応とは◯◯◯から◯◯になるTurning point
2. 好転反応と悪転反応
・好転反応と悪転反応を混同してはならない
・瞑眩の臨床報告
・好転反応の例
・悪転反応の例
・好転も悪転もしない反応の例
3. 刺激と反応
・施術の刺激量や施術時間の長さと好転反応の関係
◯◯◯刺激でも好転反応は起きる。
◯◯◯刺激がなくても好転反応は起きる。
・好転反応における課題
第3回 8月12日(金)21:00-22:30
講義内容:Abstraction(問題解決のプロセス)
1. 目的と手段(第2回定例会講義内容の補足)
・目の前のことにばかり気を取られていると、単なる通過点をゴールと勘違いしてしまう。
これを手段の目的化という。
・セオドア・レビットの「穴理論」から学ぶべきこと
「ドリルを買う人が欲しいのは「◯◯」である。」
「膝痛の人が欲しいのは「◯◯」である。」
2.Abstraction 抽象化 (第2回定例会講義内容の補足)
・抽象化とは個別の事象の間にある共通の関係性を見つけ、抜き出して集約すること。
・抽象度は絶対的なものではなく、相対的に決まるものである。
・情報量が少ないほど抽象度は高くなる。
・抽象度が上がると見える世界が変わる。
・いったい誰が整形外科で痛みが治ると言ったのか?
3.問題解決のプロセス
・具体的な事象から抽象度を上げて共通項を見つけ、本質を見極めることが必要だが、問題解決のためにはこれだけでは不十分である。
・抽象度を上げて問題の本質を見極めた後、具体的な施策(行動)にまで落とし込まなけれ ば問題は解決しない。
・問題は同じ抽象度では解決しない。
・具体的な行動に落とし込まなければ、机上の空論である。
なぜやるのか(本質)とどう行動するか(具体)がセットにならなければ役に立たない。
・問題解決のプロセスとは、具体→抽象→具体という抽象度の往復である。
第2回 7月8日(金)21:00-22:30
講義内容:Abstraction(目的と手段、Abstraction)
- 目的と手段
・Pain educationの経糸は最終目的(ゴール)であり、何があっても動かないものでなけれ ばならない
・Pain educationの緯糸は最終目的に導くための手段(方便)であり、状況によって自由自在に変化する
・手段の目的化の問題点
全てはゴール設定から始まる。ゴールに向かうにはどうすれば良いかという問いがあってはじめて中間目標と手段が見えてくる。
本質は「何をするかではなく◯◯◯にするか」である。
2.Abstraction(抽象化)
・抽象化することで得られるもの
1. 本質を見極めることができる
2. 問題解決能力が上がる
3. コミュニケーション能力が上がる etc.
・具体と抽象
捨象することで抽象度のレベルが上がる。
第1回 6月10日(金)21:00-22:30
講義内容:Pain Educationの構造
1. Pain educationとは何か?
・JCPP協会のPain education論
・「痛み教育」ではなく敢えてPain educationと言う理由
・Pain educationの特徴
痛みの認識の変化による恐怖や不安からの解放
2. Life educationとは何か?
・ストレッサー(刺激)をストレス反応(症状)に変換するものは何か?
・OSS(オーバーストレス症候群)とは何か?
・惑病同体論
・Pain education とLife educationの関係
情報空間(心)が修正されると、物理空間(身体)が修正される。全てはインサイドアウトである。
3. Pain educationの構造
・Pain education の経糸(たていと)とは何か?
・Pain education の緯糸(よこいと)とは何か?
あらゆるテクニックや理論が生きる「無碍自在」の世界観